八王子駅南口徒歩二分の皮膚科、泌尿器科、内科クリニック

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炎症後色素沈着

炎症後色素沈着

虫刺され、ニキビの炎症、調理時に跳ねた油、ヘアアイロンやコテでの火傷、レーザー治療後などの強い刺激後の炎症によってできたサイトカインにより色素細胞が活性化しメラニンが皮膚に沈着した状態です。通常の色素沈着は半年程度で治りますが、真皮のメラノーシスを伴う場合などではそのまま残ることがあります。

治療は炎症後色素沈着ができてから、数か月は刺激を与えずトラネキサム酸などの内服やハイドロキノンなどの外用薬で様子を見ていき、トーニングの併用も行うことがあります。

しかしながら、強い炎症や炎症を繰り返し起こしていると真皮層にメラニンが滴落したメラノーシスの状態となり、排出されずに残ってしまう(炎症後色素沈着が1年以上残っている場合)ことがあります。(タトゥーは真皮にインクを入れる施術ですが、インクではなく自身のメラニンで生じた状態です)こういったときにはスポット治療を行うことがあります。スポット照射での治療の場合は、施術後の炎症後色素沈着や白斑を生じやすい状態のため、注意が必要となります。

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