院長あいさつ
この度ご縁があり、八王子で開業させていただく予定のドクターカントクリニック八王子(仮)の院長予定の石井寛人(いしい かんと)です。これまで様々な方の診察に携わり、多くの方にとってなんでも相談できるかかりつけ医になりたいなという思いが強くなりました。当院のコンセプトは「困った時に相談できる身近なクリニック」です。この、「身近」には病気で困ったときだけでなく、自身をより綺麗にしたいという美容面でのお悩みもお手伝いしたいという思いがあります。
私は大学を卒業後石川県にある公立能登総合病院という病院で初期臨床研修を行いました。その後は内科の研鑽を積み、認定内科医を取得後リハビリテーション科へ転科をし主に回復期リハビリテーションに従事をし嚥下機能や高次脳機能障害を専門としていました。診療に従事している中で病気前の生活の質について考えることが多くなり、美容医療への興味が次第に強くなってきました。
美容医療との出会い
これまで診療を行ってきた内科やリハビリテーション科とは全く別の分野となる、大手美容クリニックへと転職をしました。皮膚科や形成外科からではない「転美」になります。当時はクリニックで取り扱いのある美容外科手術全般に携わりつつも、ヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン(ボトックスなど)注入などの注入施術、レーザーやIPL等を使用したカウンセリングに従事していました。知識的な土台がわかるようになるにつれ、限界を感じ退職後はご縁のあった高尚威先生のクリニックで働きIPLやレーザー系全般の照射とカウンセリングを行い、その後ご縁があり立川で美容クリニックを開院しました。立川ではレーザー照射や脱毛、ニードルRF、IPLなど機械系施術に加え、TCAクロスや炭酸ガスレーザーを使用したアブレーション、カニューレや鋭針を使用したサブシジョンといった専門的なニキビ跡治療も行っていました。精神面や身体面への負担が強くなり閉院をさせていただきました。
美容医療についてはどのようなイメージがあるかはっきりとしない方が多いかもしれません。最近ではSNS上で「直美」といわれるような初期研修を修了した医師がそのまま美容外科に進むことを問題視する流れもあります。脱毛では大手クリニックの倒産などセンセーショナルなニュースが話題に上がり、「役務」という預けているお金が返ってこないという問題も生じています。大手美容クリニックの閉院も起きています。このホームページでは美容医療の中の美容皮膚についてまとめさせていただき、それを多くの方と共有できればとも思っています。
美容皮膚は肌の悩みを全て解決してくれるのか? 答えはNoです。様々なアプローチ方法があったとしても悩み全てを解決する方法なく、希望の肌の状態に少しでも近づけられるようにすることとなります。希望する状態のゴールをどこに設定するか、そしてクリニック側(医師や看護師)とのゴールを共有しているかどうかがとても大事になります。すれ違いがあると、不満の元となります。
当院では美容皮膚治療も極力私がかかわっていきたいという思いから、注入や糸リフトといった医師が行う施術が中心となります。
性病検査と治療への思い
保険診療では、性病の検査と治療が自費診療と保険診療が混在して自費診療専門クリニックへ受診をし高額な検査治療費を意図せずに要してしまうことがあります。保険診療を行っている医療機関でも、性病は全て自費診療での検査と治療を行うクリニックもあります。クリニックによっては検査は保険だけど、治療は自費というところもあります。当院では、保険診療での検査や治療を組み立てていき、わかりやすく説明をしていけるよう心掛けていきます。自費診療での検査や治療、スクリーニング検査も可能ですのでご来院時に何かありましたらお伝えください。
八王子での開業への思い
これまで私が診療で経験を積んできたことで、少しでも多くの方のお役に立てないかと考えました。その中で保険診療を中心とし、美容医療等の自費診療も行うクリニックの構想が思い浮かびました。皮膚科、一般内科、泌尿器科、そして性病や美容皮膚と多くの診療内容となりますが少しでも多くの方に支持されるクリニックとなりますよう頑張っていきたいと思います。
ドクターカントクリニック八王子(仮)の院長予定
院長予定
石井 寛人(いしい かんと)
所属学会
日本内科学会 認定内科医
日本専門医機構 リハビリテーション科専門医
日本美容皮膚科学会 会員
日本美容外科学会(JSAS) 会員